◆文教エリアの落ち着きと見沼田んぼの穏やかな空気に包まれたまち、さいたま市見沼区

●見沼田んぼが広がる農村から閑静な住宅地へ
見沼区はさいたま市の北部に位置し、かつての大宮市東部を区域とする
見沼区の西部に広がっていた見沼に由来する
江戸時代に見沼は干拓され、見沼田んぼが誕生
現在も見沼田んぼ一帯では緑が広がり、「旧坂東家住宅見沼くらしっく館」など農村の面影も残る
高度経済成長期以降、「大谷県営住宅（現・大宮七里住宅）」など住宅地の開発が進む
なかでも「アーバンみらい東大宮」では東京ドーム10個分という広大な開発が行われた

●東京都心にもスムーズにアクセス可能

見沼区内には「東大宮」駅と「大和田」駅、「七里」駅がある
「東大宮」駅からは上野東京ラインと直結しているJR宇都宮線とJR湘南新宿ラインを利用可能で、都心の主要駅へアクセスしやすい
2021年のダイヤ改正により「東大宮」駅に快速列車が止まるようになり、さらに利便性が上がった
見沼区の南側、緑区と浦和区の境目の近くには、首都埼玉新都心線 「さいたま見沼」ICがある

●区内に大規模ショッピングモール「ハレノテラス」のほかスーパーマーケットが点在

幹線道路沿いには「コーナンドイト東大宮店」、「DCMホーマック さいたま蓮沼店」などロードサイド型ショッピング施設がある
2017（平成29）年にはスーパーマーケット「ヨークマート ハレノテラス東大宮店」などが入る大規模ショッピングモール「ハレノテラス」がオープン
「見沼区役所」隣接地には「さいたま市大宮東図書館」、「大宮武道館」がある

●文教エリアとしての役割

見沼区内には「芝浦工業大学 大宮キャンパス」と「日本大学法学部 大宮グラウンド」がある
「芝浦工業大学 大宮キャンパス」は1966 （昭和41）年に誕生
「日本大学法学部 大宮グラウンド」は1969（昭和44）年に「日本大学法学部 大宮校舎」として誕生
2008（平成20）年から1年生の授業も他のキャンパスで行われるようになり、「日本大学法学部 大宮グラウンド」になる

●見沼田んぼの豊かな自然を満喫

「七里総合公園」には多目的グラウンドのほか、池やビオトープがあり自然観察を楽しめる
「アーバンみらい東大宮」には池のほとりに散策路がある「アーバンみらい公園」も
「大宮南部浄化センター」には雑木林や湿地を再現した「みぬま見聞館・自然庭園」があり、この地の古くから続く風景を満喫できる
「染谷花しょうぶ園」は1983（昭和58）年に開園した菖蒲の名所で、茶室もある