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◆文教・文化・サッカー愛と多様な顔を持つさいたま市浦和区

●埼玉県、さいたま市の行政の中心地
第10代崇神天皇の勅命により創建されたと伝わる古社「調神社」や、平安時代頃に弘法大師により創建されたと伝わる古刹「玉蔵院」などがあり、門前町としての発展を遂げ、長い歴史を持つ浦和。江戸時代に中仙道が整備されると宿場が設けられ、宿場町としてにぎわうようになった。
明治維新後は「埼玉県庁」が設けられ、埼玉県の行政の中心地として重要な機能を果たしてきた。現在も「埼玉県庁」や「さいたま市役所」を擁する埼玉県、さいたま市の行政の中心だ。近年は「浦和」駅の高架化が行われるとともに、「浦和」駅東口で再開発や駅前広場の整備が行われ、さらに進化を遂げている。

●東京都心にもダイレクトアクセス

浦和区内にはJR京浜東北線、JR宇都宮・高崎線、JR湘南新宿ラインの3路線が通過し、「浦和」駅、「北浦和」駅、「与野」駅の3駅がある。JR京浜東北線はこれら3駅から利用でき、「東京」駅や「品川」駅などへダイレクトにアクセスできる。

「浦和」駅にはJR宇都宮・高崎線とJR湘南新宿ラインも停車する。JR湘南新宿ラインに乗れば「池袋」駅や「新宿」駅、「渋谷」駅にもアクセスしやすい。JR宇都宮・高崎線はJR上野東京ライン経由でJR東海道線と直通する電車もあり、「東京」駅や「品川」駅のほか神奈川県方面にもダイレクトアクセス可能だ。

浦和区の北端となっている芝川を渡ってすぐ、首都高速道路埼玉新都心線「さいたま見沼」出入口があり、高速道路にも短時間でアクセスできる。

●埼玉県内有数のショッピングタウン

「浦和」駅周辺は「伊勢丹浦和店」、「イトーヨーカドー 浦和店」など大規模ショッピング施設が集まり、さいたま市内有数のショッピングタウンとしてもにぎわう。

2007(平成19)年には「浦和PARCO」が、2015(平成27)年には「アトレ浦和」がオープンし、「浦和」駅周辺のショッピング施設はさらに充実した。

江戸時代の「浦和宿」ではうなぎが名物として知られ、多くの旅人がうなぎを味わっていたという。現在もうなぎは浦和のソウルフードで、老舗のうなぎ店が営業を続けている。また、毎年5月にはうなぎ調理の実演やうなぎ弁当の販売が行われる「浦和うなぎまつり」が開かれているほか、浦和区のマスコットキャラクターはうなぎをモチーフにした「浦和うなこちゃん」となっているなど、浦和のうなぎへの愛は強い。

●文教のまち、そしてサッカーのまち

明治時代、浦和には「旧制浦和高等学校」や「埼玉県師範学校」が設けられ、文教のまちとしても発展を遂げた。現在も浦和区内には「埼玉県立浦和高等学校」、「埼玉県立浦和第一女子高等学校」などの進学校として知られる教育施設が集まり、文教のまちとしての機能を果たし続けている。

明治時代の「埼玉県師範学校」では教師が学生にサッカーを教えていたという。サッカーを学んだ学生が教師として赴任した学校で、生徒にサッカーを教えたことで、浦和を中心とした埼玉県内でサッカーが盛んに行われるようになり、浦和はサッカーのまちとしても知られるようになった。

第二次世界大戦後は「埼玉県立浦和高等学校」や「埼玉県立浦和西高等学校」が全国大会に出場するなど浦和ではサッカー強豪校が誕生。その後も「浦和市立高等学校(現・さいたま市立浦和中学校・高等学校)」や「浦和市立南高等学校(現・さいたま市立浦和南高等学校)」が全国大会に数多く出場し、浦和のサッカーの歴史が受け継がれている。


また、1993(平成5)年のJリーグ発足時には「浦和市駒場陸上競技場(現・浦和駒場スタジアム)」が「浦和レッドダイヤモンズ」のホームとなった。現在も「浦和」駅内に「浦和レッドダイヤモンズ」のオフィシャルショップ「レッドボルテージ」があり、浦和のまちにはチームのフラッグがはためいており、浦和のサッカー熱は高い。

●暮らしを彩る文化と緑

浦和には関東大震災後に多くの文化人が移住した。とくに画家が多く移り住んできたことから、「鎌倉文士に浦和画家」とも称されていた。今も浦和には文化の風が色濃く漂い、「うらわ美術館」や「埼玉県立近代美術館」では浦和画家の作品も数多く所蔵している。

文教エリアの浦和には博物館も点在する。「浦和駒場スタジアム」がある「駒場運動公園」には「さいたま市青少年宇宙科学館」はその代表的存在だろう。ここは「埼玉県立浦和高等学校」出身の宇宙飛行士、若田光一氏が名誉館長を務めることでも有名だ。

「旧制浦和高等学校」や「埼玉県師範学校」を母体とする「埼玉大学」のキャンパスは当初浦和にあったが、現在は桜区内に移転した。「埼玉大学」のキャンパス跡地は「北浦和」駅に近いこともあり、「北浦和公園」、「浦和北公園」として整備された。「北浦和公園」には音楽に合わせて水が噴き出す音楽噴水が、「浦和北公園」は「旧制浦和高等学校」の生徒をモチーフにしたバンカラ像があり、地域のシンボルとして親しまれている。

文教エリアとして発展し、文化の薫りも色濃く漂う浦和区。ここにはさいたま市内でも穏やかな風が吹いている。

TEL0120-23-5334

10:00〜19:00 定休日 火・水曜日

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