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建売住宅に消費税は課税される?増税の影響と併せて解説
建売住宅に消費税が課税されるか気になっていませんか。支払総額が大きく変わるので心配になりますよね。土地と建物がセットになっている建売住宅は、消費税が課税される部分と課税されない部分に分かれます。具体的に、どこに対して課税されるのでしょうか。
このページでは、建売住宅と消費税の関係を詳しく解説しています。気になる方は、参考にしてください。
建売住宅の購入で消費税はかかるのか
建売住宅にも消費税は課税されます。しかし、全てにおいて課税されるわけではありません。建売住宅と消費税の関係は次の通りです。
土地は非課税
建売住宅を取得する場合、土地と建物を一緒に購入することになります。
幸いなことに、土地に消費税は課税されません。消費に負担を求める税の性格から、課税の対象として馴染まないと考えられるからです。よって、坪単価の高い土地を購入しても消費税の影響を受けることはありません。
1,000万円の土地は1,000万円、3,000万円の土地は3,000万円で購入できます。
建物は課税対象
建売住宅の建物は、消費税の課税対象です。2021年4月時点の消費税率は10%なので、1,000万円の建物を購入すると100万円の消費税が、2,000万円の建物を購入すると200万円の消費税が課税されます。建売住宅を購入する方は注意しましょう。
仲介手数料も課税対象
建物のほかでは、仲介手数料も課税対象です。仲介手数料の上限は、「(売買価格×3%+6万円)×消費税」で求められます。売買金額が高額になると、消費税額もそれなりの金額になります。
建売住宅に課税される消費税額の確認方法
建売住宅に課税される消費税額は、売買契約書に記載されています。
通常、土地と建物を分けて契約書に記載するので、建物に対してのみ消費税が課税されていることを確認できるはずです。総額で記載している場合は、消費税額から建物の価格を算出することができます。